和光市駅前かわはら内視鏡・消化器内科クリニック

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【専門医が解説◎体重減少と下痢が続くときに疑うべき病気】

【体重減少と下痢が続くときに疑うべき病気】

目次


■体重減少と下痢が続くのは危険なサイン?

■よくある一時的な原因とその特徴

■慢性化している場合のチェックポイント

■体重減少と下痢を引き起こす可能性がある病気

■医師に相談すべきサインとは?

■検査と診断の流れ

■よくある質問

■ご予約はこちらから

■体重減少と下痢が続くのは危険なサイン?

人間の身体は非常に繊細であり、日々の健康状態を通じて何らかの異常が起きていることを教えてくれるサインを送ってくれます。その中でも「体重減少」と「下痢」という2つの症状が同時に、かつ継続的に見られる場合は、単なる一時的な体調不良では済まされないケースが多くあります。これらの症状が長引くとき、それは体内で起きている深刻な異常を知らせる警告かもしれません。


たとえば、何もしていないのに短期間で体重が明らかに落ちていったり、便が水っぽく1日に何度も排出されるようになったりした場合、それは消化管やホルモン、免疫機能などの根本的な問題が関係していることが多いです。人間の身体は、正常な代謝や栄養吸収、排泄を通じて健康を保っていますが、そのどこかに不具合が生じると、体はバランスを失い、まずは症状という形で異常を訴えてくるのです。


特に注意が必要なのは、「いつのまにか体重が減っている」「下痢が数日以上続く」「食欲が落ちているのに体調が戻らない」といったケースです。最初は「季節の変わり目だから」「ストレスのせいかもしれない」と軽く見てしまうこともありますが、症状が改善せずに1週間、2週間と続いている場合、医師の診断を受けるべきタイミングに差しかかっています。


これらの症状が同時に起こる背景には、消化器官の異常だけでなく、内分泌や神経系、時には免疫系の病気まで関与していることもあります。そのため、表面上は下痢と体重減少という単純な症状であっても、根本には複雑な疾患が隠れていることが少なくありません。


体調不良が長引くと、それが習慣になってしまうことがあります。「昔からお腹が弱い体質だから」「痩せ型だから問題ない」と思い込んでしまうと、知らない間に病気が進行してしまう可能性もあります。自分の身体が出しているサインに耳を傾けることが、健康維持の第一歩です。




■よくある一時的な原因とその特徴

もちろん、体重減少や下痢がすべて深刻な病気に繋がるわけではありません。日常生活の中でも、ストレスや疲労、あるいは一時的な感染症などによって、体調が崩れ、このような症状が現れることもあります。たとえば、忙しい仕事や家事に追われている中で、食事のタイミングが不規則になったり、冷たいものや刺激の強い食べ物を摂りすぎたりすると、胃腸が一時的に弱り、消化不良から下痢を引き起こすことがあります。


また、旅行中に慣れない食事を摂ったり、衛生的に問題のある水を口にしたりすることで、「旅行者下痢症」と呼ばれる急性の下痢が起きる場合もあります。これに伴って数日間体重が落ちることもありますが、適切な水分補給や安静を保てば、短期間で回復することがほとんどです。


精神的なストレスも大きな要因のひとつです。人は不安や緊張を感じると、自律神経のバランスが乱れ、胃腸の動きにも影響を与えます。その結果、下痢や食欲不振が現れ、自然と体重が減少するケースもあるのです。こうした場合、ストレスの解消や生活リズムの改善が症状の改善に直結することが多いでしょう。


ただし、これらの一時的な原因による症状は、数日から1週間程度で自然に治まるのが一般的です。逆に、それ以上に長引く場合や、何度も繰り返すような場合には、単なる一過性の問題では済まされない可能性があります。回復の兆しが見えないときこそ、より専門的な目での診断が求められます。




■慢性化している場合のチェックポイント

下痢や体重減少という症状が、数週間、あるいは1か月以上も続いている場合、これは「慢性症状」とみなされます。このような慢性状態にある場合、背景に存在する疾患の種類は一気に広がります。慢性化している症状の多くは、単なる生活習慣の乱れだけでは説明がつかないケースが多く、内臓や免疫、ホルモンバランスの異常など、体のシステム全体に関わる問題である可能性が高まります。


例えば、朝起きたときから体がだるく、下痢気味の便が1日に何度も続く。食欲がない状態が続く中で、体重が2~3キロずつ減っていく。こうした症状は、特に中高年だけでなく若年層にも増えており、生活スタイルの変化やストレス社会の影響も無視できません。また、下痢に血が混じっていたり、夜中に腹痛で目が覚めたりするようであれば、疾患の可能性がかなり高くなります。


さらに、慢性化している下痢と体重減少の裏には、「消化不良による栄養失調」や「吸収障害」、「炎症性腸疾患」など、放置することで命に関わるような病気も少なくありません。重要なのは、「ただの疲れ」や「季節のせい」だと決めつけず、少しでも早く病院での検査を受けることです。早期発見によって、治療の効果や回復のスピードが大きく変わってきます。





■体重減少と下痢を引き起こす可能性がある病気

①クローン病

クローン病は、10代後半から30代の若年層に多く発症する自己免疫性の疾患で、消化管のあらゆる部位に炎症が起こるのが特徴です。特に小腸と大腸の境目(回盲部)に多く発生し、慢性的な腹痛、下痢、発熱、そして体重減少を引き起こします。初期には風邪やストレスによる胃腸の不調と見間違われることも多いため、発見が遅れることがあります。


症状は波のように現れ、「再燃」と「寛解」を繰り返します。長期間にわたり症状がコントロールできないと、栄養障害や腸閉塞、瘻孔(ろうこう:腸と他の臓器が異常に繋がる)など、合併症が起きる可能性もあるため、継続的な治療と経過観察が必要です。


治療には栄養療法(エレンタールなどの経腸栄養)、ステロイド、免疫抑制剤、生物学的製剤(抗TNF-α抗体など)などが用いられ、症状の重症度に応じて薬を組み合わせて使用します。完治は難しい病気ですが、適切な管理によって生活の質を保つことが可能です。



②潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎は、クローン病と同様に炎症性腸疾患のひとつですが、炎症が大腸の粘膜層に限られるという点が異なります。特に直腸から始まり、炎症が連続して現れる「連続性」が特徴です。下痢や血便、腹部の違和感、そして著しい体重減少が主な症状であり、重症化すると日常生活に支障をきたすこともあります。


炎症が強いと、トイレに行く回数が1日に10回以上になることもあり、排便のたびに粘液や血液が混じっているケースが多いです。また、発熱や貧血などの全身症状も伴うことがあります。炎症の範囲や症状の重さに応じて、「軽症」「中等症」「重症」に分類されます。


治療は5-ASA(メサラジン)を中心とした薬物療法が基本で、重症例にはステロイドや免疫調整薬、生物学的製剤が用いられます。また、長期的には大腸がんのリスクが高まるため、定期的な内視鏡検査が不可欠です。



③セリアック病(グルテン過敏症)

セリアック病は、遺伝的要因と環境要因が複雑に絡み合って発症する自己免疫疾患です。グルテンというたんぱく質(小麦、ライ麦、大麦に含まれる)を摂取することで免疫反応が引き起こされ、小腸の絨毛が破壊されてしまいます。その結果、栄養素の吸収が著しく低下し、慢性的な下痢、体重減少、鉄欠乏性貧血、倦怠感など多くの症状が現れます。


特に成人で発症した場合、診断が遅れることが多く、長年原因不明の下痢や痩せに悩まされていた患者が、血液検査や腸の生検を経てセリアック病と判明するケースもあります。治療法はただ一つ、「グルテンを一切摂取しない」ことです。


一見すると単純なようですが、日本の食品には隠れたグルテンが多く含まれているため、徹底した食事管理が必要です。治療を始めてから数週間で症状が改善することも多く、早期の診断が鍵となります。



④IBS(過敏性腸症候群)

IBSは、消化管に目立った器質的異常が見つからないにもかかわらず、腹痛や便通異常(下痢または便秘)、膨満感などの症状が慢性的に現れる病気です。症状の多くはストレスや心理的要因に関連しており、「下痢型」「便秘型」「混合型」などに分類されます。


IBSによる下痢は、特定の時間帯(朝や外出前)に集中することが多く、緊張する場面で悪化することがあります。これにより、外出や仕事に大きな支障をきたし、社会生活に影響を及ぼすことも少なくありません。慢性化すると食欲が落ち、結果として体重も減少してしまいます。


治療には抗不安薬や腸の運動を調整する薬、食事療法(低FODMAP食など)、心理療法(認知行動療法)など、患者のライフスタイルに合わせたアプローチが求められます。IBSは命に関わる疾患ではないものの、QOL(生活の質)を著しく下げる病気であるため、早期の対処が重要です。



⑤吸収不良症候群

吸収不良症候群とは、食べ物から摂取した栄養素(脂肪、炭水化物、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど)が、腸内で適切に吸収されない状態を指します。これにより、慢性的な下痢、脂肪便、腹部膨満感、倦怠感、体重減少が引き起こされます。原因はさまざまで、セリアック病やクローン病、慢性膵炎、胆汁分泌障害などが代表的です。


吸収不良の最も特徴的な症状は「脂肪便」で、これは油っぽく、便器に浮く便として現れます。また、栄養不足による爪や髪の質の変化、貧血、骨粗しょう症など、全身症状が併発することもあります。診断には、便の脂肪量測定や血液検査、内視鏡検査などが行われ、原因に応じた治療が必要となります。


治療は、根本となる疾患の改善と並行して、不足している栄養素の補充や、腸に負担をかけない食事療法(少量頻回食、消化の良い食品の選定)などが行われます。



⑥甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺機能亢進症とは、喉元にある甲状腺という小さな器官から分泌されるホルモンが過剰になる疾患です。中でもバセドウ病は、自己免疫の異常により甲状腺が刺激され、ホルモンを過剰に産生することで発症します。この病気が進行すると、基礎代謝が異常に高まり、体のエネルギー消費が増えるため、いくら食べても痩せていくという特徴的な体重減少が起きます。


また、下痢や頻回の排便、発汗過多、動悸、イライラ感、不眠など、全身にわたる多彩な症状が見られます。特に暑さに弱くなる、疲れやすくなる、手が震えるといった症状が複数同時に現れることが多いです。中には目が突出する「眼球突出」を伴うケースもあり、外見上の変化に気づいて受診に至る人も少なくありません。


バセドウ病の診断には血液検査で甲状腺ホルモン(FT3、FT4)と甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測定し、抗体の有無を調べることが基本です。治療法には抗甲状腺薬、放射線治療、手術などがあり、症状の強さや年齢、希望に応じて選択されます。



⑦膵臓疾患(慢性膵炎・膵がんなど)

膵臓は、食べた物を消化するための酵素と、血糖値をコントロールするホルモンを分泌する臓器です。この膵臓が炎症を起こしたり、腫瘍ができたりすると、消化酵素の分泌がうまくいかず、食物が十分に分解・吸収されなくなります。その結果として下痢や脂肪便、さらには急激な体重減少が生じることがあります。


慢性膵炎の場合は、アルコールの多飲や脂っこい食事の習慣が原因になることが多く、上腹部の鈍い痛みや食後の膨満感、脂肪の多い下痢などが続くのが特徴です。長期的には糖尿病の合併や、膵がんへの進行も懸念されます。


一方で膵がんは、初期症状が極めて乏しく、発見された時には進行していることが多い非常に予後の悪い疾患です。黄疸、背中や腹部の痛み、食欲不振、急激な体重減少などが進行した段階で現れます。特に、短期間で急激に痩せてきた場合や、血糖コントロールが急に悪化した場合には、膵臓疾患の可能性を強く疑う必要があります。


画像検査(CT、MRI、超音波内視鏡)や血液検査(膵酵素、腫瘍マーカー)での精密検査が必須です。治療法は疾患により異なりますが、栄養療法、薬物治療、手術などが行われます。



⑧悪性リンパ腫

悪性リンパ腫は、リンパ球と呼ばれる免疫細胞に異常が生じて発症する血液のがんです。この病気はリンパ節だけでなく、消化管や脾臓、骨髄など全身のリンパ組織に発生する可能性があり、特に腸管にできた場合は下痢や腹痛、消化不良が顕著に見られます。


悪性リンパ腫の進行に伴い、原因不明の発熱、著しい体重減少、寝汗(盗汗)などが現れる「B症状」と呼ばれる全身症状が特徴的です。初期段階では風邪のような軽い倦怠感や発熱のみのこともあり、見過ごされやすい病気でもあります。


診断には血液検査、画像検査、骨髄検査、病変部の生検などが必要で、診断確定までに時間を要することもあります。治療には抗がん剤、放射線療法、免疫療法が用いられ、早期診断・早期治療が生命予後に大きく関わります。



⑨糖尿病(特に1型)

糖尿病といえば血糖値が高くなる病気として知られていますが、特に1型糖尿病では、体内でインスリンがほとんど分泌されなくなるため、急激な体重減少が見られることがあります。体内で糖を利用できない状態となり、エネルギー不足を補うために脂肪や筋肉が分解されていくのです。


この過程で、頻尿や異常な喉の渇き、多飲といった症状が現れます。また、糖尿病性神経障害や感染症によって腸の働きが乱れ、下痢や便秘を繰り返すこともあります。とくに高血糖状態が続くと、腸内の神経にまで影響が及び、消化不良や吸収不全を引き起こすことがあります。


診断は血糖値やHbA1c(過去数か月の平均血糖値)の測定で行われ、インスリン分泌能力の評価も重要です。治療にはインスリン注射を中心とした血糖コントロールと、食事・運動の見直しが不可欠です。



■医師に相談すべきサインとは?

①症状の持続期間と重症度

まず最も大切なポイントは、「症状がどれくらい続いているか」です。一般的に、下痢が1〜2日程度で治まるのであれば、軽い胃腸炎や食べ過ぎ、ストレスなどが原因である可能性が高いです。しかし、1週間以上にわたって下痢が続く場合や、体重が意図せず減ってきている場合は、内科的な疾患の可能性が高まります。


特に、以下のような状況はすぐに受診が必要です。


・下痢が1日に3回以上、5日以上続いている

・意識していない、思い当たる節がないのに1か月で3キロ以上体重が落ちた

・下痢と同時に強い腹痛や発熱がある

・脱水症状(口の渇き、尿量の減少、めまい)が見られる

・睡眠中にも腹痛や便意で目が覚める


このような症状は、体内で慢性的な炎症や免疫異常、腫瘍性の病気が進行している可能性があり、放置してしまうと回復に長い時間を要することになります。



②併発する症状に注意

また、下痢や体重減少とともに現れる他の症状にも注意が必要です。身体は一つの臓器が不調になると、他の部位にも影響を及ぼすことが多く、複数のサインが同時に現れることがあります。たとえば、次のような症状が併発している場合は特に注意が必要です:


・血便や黒色便(消化管出血の可能性)

・吐き気・嘔吐が続く

・強い倦怠感や発熱(慢性感染症や悪性疾患のサイン)

・皮膚の黄ばみ(肝臓や膵臓の異常を示唆)

・息切れや動悸(貧血や代謝異常の兆候)


これらは単なる消化器の不調にとどまらず、全身的な病気の一端を示す警告サインである可能性が高いです。特に、これまで健康だった方が突然このような症状に見舞われた場合、すぐに内科・消化器科を受診し、血液検査や画像診断を受けることをおすすめします。



■検査と診断の流れ

診察の第一歩は、詳細な問診です。医師は、症状の発現時期、持続期間、排便の回数と状態、体重の変化、食欲の有無、ストレスや食生活の変化、家族歴などを丁寧に聞き取り、疾患の可能性を絞り込みます。


次に行われるのが血液検査です。血液検査では以下のような項目がチェックされます。


・白血球数・CRP(炎症の有無)

・肝機能・腎機能(内臓障害の評価)

・甲状腺ホルモン(代謝異常の有無)

・HbA1c・血糖値(糖尿病の可能性)

・電解質バランス(脱水や代謝の乱れ)

・鉄分・ビタミンB12・葉酸(栄養吸収の状況)


さらに、感染症の有無やHIV抗体、セリアック病の自己抗体など、症状に応じた専門的な項目も追加されることがあります。



①便検査・尿検査

下痢が続いている場合、便の性状分析は非常に重要です。細菌性下痢、ウイルス感染、寄生虫感染などの鑑別を行うために、便培養やウイルス抗原検査、寄生虫検査が実施されます。


脂肪便が疑われる場合には、便中の脂肪含有量を測定することにより、吸収不良症候群や膵臓の機能低下を示唆する情報が得られます。


尿検査では脱水状態の評価や糖尿病による高血糖の有無、尿中蛋白・血尿の有無などをチェックすることで、他の内臓疾患の可能性を確認します。



②内視鏡検査と画像診断

症状や血液・便検査の結果をもとに、さらに詳しい検査が必要と判断された場合は、内視鏡検査や画像診断(CT・MRIなど)が行われます。


・大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

大腸全体を観察し、潰瘍性大腸炎やクローン病、ポリープ、がんなどの病変を直接確認・生検します。


・上部内視鏡検査(胃カメラ)

消化不良や上腹部症状がある場合に行われ、胃や十二指腸の炎症、潰瘍、がんの可能性を評価します。


・腹部CT・MRI

膵臓、肝臓、腸管、リンパ節の状態を可視化し、膿瘍、腫瘍、腸閉塞の有無などをチェックします。


さらに、必要に応じて腸の動きを評価する小腸造影や、カプセル型の内視鏡を飲んで小腸を撮影するカプセル内視鏡などが用いられることもあります。




■よくある質問

Q1. ダイエット中でも体重減少と下痢が同時に起きたら受診すべきですか?

  1. はい、特に意図した範囲を超える急激な体重減少や、下痢が1週間以上続くようであれば受診を検討すべきです。ダイエットによる影響と見られても、栄養吸収不良や内臓疾患が隠れている場合があります。

Q2. 朝だけ下痢になり体重が減るのは病気のサインですか?

  1. 朝だけの下痢は過敏性腸症候群(IBS)やストレス性腸炎の可能性がありますが、体重が減少している場合はより深刻な消化器疾患が関与しているかもしれません。症状が続く場合は医師の診察が必要です。

Q3. サプリメントの摂取で下痢と体重減少が起きることはありますか?

  1. 一部のサプリメント(特にマグネシウム系や脂溶性ビタミン)には下痢を引き起こすものがあります。長期使用や過剰摂取が原因で栄養吸収に支障をきたすこともあるため、摂取を中止し、医師に相談しましょう。

Q4. 子どもや高齢者が体重減少と下痢を起こしたときの注意点は?

  1. 子どもや高齢者は脱水症状に陥りやすく、免疫力も低いため、早期の医療介入が必要です。下痢が数日続くだけでも危険な場合があるため、水分補給を行いつつ、すぐに小児科または内科を受診してください。

Q5. 海外旅行後に体重が減り、下痢が続くのはよくあること?

  1. 海外では現地の水や食べ物が原因で「旅行者下痢症」になることがよくありますが、通常は数日で回復します。1週間以上続く場合は寄生虫感染やアメーバ赤痢などの可能性もあるため、検便などの検査が必要です。



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当院では、急な体重の減少でお困りの方にもしっかりと診察と検査を行います。場合によっては、内視鏡検査のご提案もいたします。まずは、外来のご予約のうえご来院ください。24時間web予約が可能です。


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