和光市駅前かわはら内視鏡・消化器内科クリニック

腹痛時に飲む薬MEDICINE

MEDICINE

腹痛時に飲む市販薬の種類

腹痛が起きたとき、重度のものでなければ市販薬を飲んで様子を見るという方も多いでしょう。ただ、市販薬を服用する際には自身の原因・症状を見極めた上で適切な薬を選択する必要があります。下記に代表的な市販薬と対応する原因・症状を記載します。

①酸化マグネシウムE便秘薬

酸化マグネシウムE便秘薬は、その名の通り「便秘」が腹痛の原因となっている際に使用します。便秘薬には「刺激性」と「非刺激性」のものがありますが、酸化マグネシウムE便秘薬は非刺激性であるため、安心して使用することができます。便が含む水分量を多くして排泄を促す作用があるため、便が硬い際に使用しましょう。

②コーラック

コーラックは、酸化マグネシウムE便秘薬と同様、便秘の際に使用する薬です。ただ、コーラックは刺激性の便秘薬に分類されるため、長期間の使用には注意が必要です。腸を刺激して蠕動運動を高める作用があります。便は固くないが便秘気味の際に使用するといいでしょう。

③ロキソニンS

ロキソニンSは月経による腹痛の際に使用する薬です。解熱鎮痛薬としてのイメージが強いと思いますが、腹痛にも使用することが可能です。とはいえ、胃に負担がかかる薬ではあるため、胃が弱い方が使用する際には注意が必要です。

④新ビオフェルミンS

新ビオフェルミンSは、食あたりやお腹の不調が続く際に使用する薬です。主成分がビフィズス菌と乳酸菌であるため、大人から子供まで安心して使用することができます。腸内環境を整える作用があります。

⑤ビオスリーH

ビオスリーHも新ビオフェルミンSと同様、食あたりに使用する薬です。主成分が酪酸菌であり、腸内環境の改善と腸内のバリア機能を回復する作用があります。感染性腸炎や便秘にも使用できる薬です。

市販薬って効果はあるの?

市販薬の効果に対して懐疑的な方も多いのではないでしょうか。結論から言えば、市販薬も正しく服用すれば十分な効果を期待することができます。ただ、医師から処方してもらう医療用医薬品と違い、自分で薬を選択しなければならないため、原因に対して正しく薬を選択できなければ十分な効果を得ることは難しいかもしれません。
また、市販薬は医療用医薬品と比較すると、薬効成分濃度が低く抑えられていることもあるため、やはり医療用医薬品には効果は劣ると言えるでしょう。成分が異なっていたり、含有量が違っていたりするため、しっかりと薬による効果を得たい場合には、やはり病院に行くことをおすすめします。

市販薬が効かない場合はどうすればいい?

市販薬の効果を実感できない場合に考えられるケースは、
・選択する薬が間違っている
・市販薬では効き目を感じられないほど重症化している
上記が考えられます。

そのため、服用する薬を変更する、もしくは病院に行って正しい薬をもらうのが良いでしょう。また、正しく自身の状態を把握することも大切です。どのような薬を飲むべきかを判断するためにも、医療機関による検査を受けることが最善と言えます。
いかなる病気であっても、早期発見・早期治療は非常に重要です。自身の健康を守るためにも、腹痛が続く場合には早めに検査を受けるようにしましょう。

当院では、消化器診療・内視鏡検査に特化した医療機関として、患者様に安心安全で高品質な内視鏡検査を提供できるよう、様々な工夫を実施しています。内視鏡検査を受けることを検討されている方は、下記より詳細をご確認下さい。

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